finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

ネット証券1位は人気のあのファンド SBIと楽天は「株式売買手数料ゼロ」へ

Finasee編集部
Finasee編集部
2023.09.11
無料

eMAXIS Slimシリーズが人気

 

「eMAXIS Slimシリーズ」は三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドシリーズで、業界最低水準の運用コストを目指して運用されている。とくに「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、SBI証券と楽天証券のランキング上位の常連である。

2024年から始まる新NISAをにらみ、三菱UFJ国際投信はeMAXIS Slimシリーズの信託報酬を引き下げ、商品のラインアップも増やしている。

人気の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬は0.09680%から0.09372%に引き下げ、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は0.11440%から0.11330%へ引き下げられている。

信託報酬は投資信託の運用にかかるコストを示す数値だが、各社で定義が異なるため、「総経費率」という数値も確認することが重要である。実際の運用には信託報酬以外にかかる費用もあるからだ。

総経費率が高いほどリターンが劣る傾向があるため、新NISAなどで「低コスト投信」を選ぶ際には、実質コストや運用実績などを確認するようにしたい。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 2万2984円
信託報酬 0.09372%(年率・税込)
純資産残高 2兆4610.27億円

<騰落率>
1カ月  1.4%
3カ月 16.8%
6カ月 24.1%
1年    19.5%

※7月末時点

■eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
基準価額 2万6円
信託報酬 0.11330%(年率・税込)
純資産残高 1兆3363.12億円

<騰落率>
1カ月  1.7%
3カ月 14.5%
6カ月 19.8%
1年     19.4%

※7月末時点

8月の日経平均株価は下落

8月の日経平均株価は、米国の金利上昇や中国の景気減速懸念が株価に影響を与え、2カ月連続で下落し、552円88銭(2%)安となった。また、中旬には中国の不動産大手、中国恒大集団が米国で破産申請したことにより、不動産市場への懸念が高まり、日経平均は3万1450円と2カ月半ぶりの安値をつける場面もあった。しかしながら、ジャクソンホール会議を通過した後は、利上げへの警戒感が和らぎ、月末にかけて日経平均はやや上昇したのである。

SBI証券や楽天証券では、日本株を対象にしたブル型・ベア型ファンドの人気が高いが、ハイリスク・ハイリターンの金融商品であるため積極的にリスクを取れる投資家以外は、購入を控えた方がいいだろう。
 

執筆/山下耕太郎(フィナシー/Ma-Do 投資信託研究会)

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1 2
前の記事
国内株式1位は高配当株ファンド 外国株式でテーマ型ファンドが選ばれる理由って? 
2023.08.25
次の記事
日本株ファンドへの資金流入が続く 大手証券では日本株ファンドが軒並み1位に
2023.09.14

おすすめの記事

投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング 
銀行、証券会社以外の選択肢とは?【IFA編】

Finasee編集部

中国銀行で売れ筋トップ10にランクインした「パワテク」、今年の新設ながら抜群の運用成績で脚光

finasee Pro 編集部

マーケット・リスク相当額の算出を新たに開始した銀行は「?行」だった

岡本 修

【ネット証券&対面証券72社編】投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング

Finasee編集部

福岡銀行で国内株「配当フォーカスオープン」が売れ筋トップ、「テック株」「純金」「インド株」がランクアップ

finasee Pro 編集部

著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング 
銀行、証券会社以外の選択肢とは?【IFA編】
【ネット証券&対面証券72社編】投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング
三井住友銀行の売れ筋で「S&P500」を抜いて「225」浮上、新ファンド「ディープバリュー戦略」は破壊力抜群
「動画を上げるぞ」「マスコミに流すぞ」に毅然と対応できる?――日証協の新カスハラ対策マニュアルの中身とは
いま改めて考える
国内プライベートエクイティの投資機会と活用可能性②
三菱UFJ銀行の売れ筋トップに限定追加型「CBファンド」、圧倒的なパフォーマンスから「純金ファンド」がランクイン
【連載】こたえてください森脇さん
⑨顧客本位の実践より、自身の営業成績を優先している方が評価されていると感じる
楽天証券ランキングの「S&P500」至上主義に危うさ、実はもっと好成績のファンドがある!?
「支店長!融資が第一とおっしゃいますが、投信販売は重要ではないのでしょうか。担当する私たちの仕事が軽視されているように感じます」
多すぎる年金事務所を機構理事長が問題視 「このままで良いはずがない」と統廃合に意欲
投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング 
銀行、証券会社以外の選択肢とは?【IFA編】
【ネット証券&対面証券72社編】投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング
「動画を上げるぞ」「マスコミに流すぞ」に毅然と対応できる?――日証協の新カスハラ対策マニュアルの中身とは
【連載】こたえてください森脇さん
⑨顧客本位の実践より、自身の営業成績を優先している方が評価されていると感じる
三井住友銀行の売れ筋で「S&P500」を抜いて「225」浮上、新ファンド「ディープバリュー戦略」は破壊力抜群
三菱UFJ銀行の売れ筋トップに限定追加型「CBファンド」、圧倒的なパフォーマンスから「純金ファンド」がランクイン
【文月つむぎ】統合・再編議論の先は? 金融庁WGが照らす地域金融機関の未来
【連載】こたえてください森脇さん
⑧ゴールベースアプローチを実践するための具体的な会話例は?
「支店長! 高齢者にリスク性商品を販売することは顧客本位から外れませんか?」
【地域金融力の現在地-前編】横浜銀行、ひろぎんの目指す地域金融力の形とは?
投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング 
銀行、証券会社以外の選択肢とは?【IFA編】
資産運用ビジネスの本気度が問われる時代へ、変わる監督行政と業界
7月に発足した金融庁「資産運用課」の課題は  永山玲奈課長に聞く
【ネット証券&対面証券72社編】投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング
【地域金融力の現在地-前編】横浜銀行、ひろぎんの目指す地域金融力の形とは?
【連載】こたえてください森脇さん
⑧ゴールベースアプローチを実践するための具体的な会話例は?
【文月つむぎ】日証協の「個人投資家意識調査」を熟読すべし 新規投資家層の早期失望に備えよ
「動画を上げるぞ」「マスコミに流すぞ」に毅然と対応できる?――日証協の新カスハラ対策マニュアルの中身とは
「支店長!融資が第一とおっしゃいますが、投信販売は重要ではないのでしょうか。担当する私たちの仕事が軽視されているように感じます」
「支店長! 高齢者にリスク性商品を販売することは顧客本位から外れませんか?」
地銀協が合併促進策の強化を要望!「3分の1赤字」の高度化会社も規制緩和へ【金融審地域金融力WGレポート】
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら