Part2 地域金融機関に聞く 国内PE投資の狙いと実務のポイント
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常務理事 資金運用部長 兼 企業投資室長
須河内 浩二氏
――まずは、現在の有価証券ポートフォリオにおけるプライベートアセット投資の状況からお聞かせください。
私が当庫に着任した2016年4月以降、ポートフォリオの中身を入れ替えながら「その他有価証券」の比率を増やしていきましたが、その中で2017年からプライベートアセットへの投資を始めました。
現在は国内プライベートエクイティ(PE)のバイアウト・ファンドのほか、プライベートデット(PD)、メザニンデット、ベンチャーキャピタル(VC)、不動産など46のジェネラルパートナー(GP)にコミットしていて、金額(コミットメント)ベースではPDが42%を占め、GPの数ではバイアウトが最も多く(44%)なっています。