finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の基準価額が過去最高値に 資金流入が最も多かったのは?

Finasee編集部
Finasee編集部
2023.07.25
無料

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の基準価額が過去最高値に

 

6月の純資産残高1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。4月25日から信託報酬を0.0968%から0.09372%(年率・税込)に引き下げており、高水準の資金流入が続いている。

また、同ファンドは純資産総額が一定額を超えた部分については、低い信託報酬率が適用される「受益者還元信託報酬率」を採用している。ファンドの規模が大きくなれば、それに応じてファンドの運用効率も上がるので、その恩恵を投資家に還元する仕組みである。今回の変更に伴い、「受益者還元型信託報酬率」も以下のようにそれぞれ引き下げられる。

5000億円未満の部分                  0.09680%→0.09372%
5000億円以上1兆円未満の部分  0.09625%→0.09306%
1兆円以上の部分                        0.09570%→0.09240%

S&P500種株価指数の上昇と円安により、同ファンドの6月末の基準価額は2万2664円と過去最高値を更新している。7月に入ってもS&P500種株価指数は節目の4500ポイントを回復するなど堅調なので、同ファンドへの高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 2万2664円
信託報酬 0.09372%(年率・税込)
純資産残高 2兆3557.46億円

<騰落率>
1カ月  8.6%
3カ月 18.2%
6カ月 25.7%
1年     23.8%

※6月末時点

 文/山下 耕太郎

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1 2
前の記事
メガバンクで売れている「債券持ちきり運用型ファンド」って?
2023.07.19
次の記事
1兆超えファンドが6本に! 首位はあのファンド 新NISAでどれを買う?
2023.07.26

おすすめの記事

松井証券の売れ筋トップ5にみる株価急変時のパフォーマンスの違い、最も優れたパフォーマンスを残したのは?

finasee Pro 編集部

プラチナNISAだけじゃない!「立国議連」提言書で見逃せない注目ポイント3選

川辺 和将

【連載】金融史観~金融史が語る資産形成の未来~
⑫振り子の金融史観(下)―分断が進む現代の先を読む―

平山 賢一

楽天証券の売れ筋がほとんど動かなかったのは大きな変化の前兆か? 意外にもろかった「SCHD」

finasee Pro 編集部

SBI証券で「オルカン」「S&P500」の人気は継続するもののパフォーマンスは悪化、着実にランクアップするファンドとは?

finasee Pro 編集部

著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
SBI証券で「オルカン」「S&P500」の人気は継続するもののパフォーマンスは悪化、着実にランクアップするファンドとは?
【連載】金融史観~金融史が語る資産形成の未来~
⑫振り子の金融史観(下)―分断が進む現代の先を読む―
楽天証券の売れ筋がほとんど動かなかったのは大きな変化の前兆か? 意外にもろかった「SCHD」
【文月つむぎ】毎月分配型のアウト/セーフは?当局に問われる「線引き力」
新潟との地銀越境統合は成功するか? 群馬県の金融事情【金融風土記】
立教大学教授 三谷進氏に聞く―約100年の歴史を誇る米国の投信市場から、日本の投信市場が学び、超えていくべきポイントは何か
「支店長! 正直なところ顧客本位と顧客満足の違いが分かりません」
【連載】藤原延介のアセマネインサイト
⑲高齢者向けNISA創設の報道で再注目される毎月分配型ファンド
いま改めて考える
国内プライベートエクイティの投資機会と活用可能性②
【新連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
①投信定量分析データをどう使うか~顧客本位の業務運営の観点から~
【文月つむぎ】毎月分配型のアウト/セーフは?当局に問われる「線引き力」
楽天証券の売れ筋がほとんど動かなかったのは大きな変化の前兆か? 意外にもろかった「SCHD」
【連載】金融史観~金融史が語る資産形成の未来~
⑫振り子の金融史観(下)―分断が進む現代の先を読む―
SBI証券で「オルカン」「S&P500」の人気は継続するもののパフォーマンスは悪化、着実にランクアップするファンドとは?
新潟との地銀越境統合は成功するか? 群馬県の金融事情【金融風土記】
プラチナNISA新設に現実味、金融庁の懸念は業界がつい先送りした”アレ”の管理【オフ座談会vol.3:かやば太郎×本石次郎×財研ナオコ】
【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
③トランプ関税でボラティリティが高まる今こそ能動的なフォローを
「支店長! 売れ筋の投資信託を3つ覚えて売れるようになりました。全ての商品を覚える必要はありますか?」
【連載】藤原延介のアセマネインサイト
⑲高齢者向けNISA創設の報道で再注目される毎月分配型ファンド
NISAで高齢者に毎月分配型解禁へ 制度の進化か参院選対策か、それとも「自民党・ネオ宏池会」の野望か 
【緊急座談会・みさき透とその仲間たち】
NISAで高齢者に毎月分配型解禁へ 制度の進化か参院選対策か、それとも「自民党・ネオ宏池会」の野望か 
【緊急座談会・みさき透とその仲間たち】
新潟との地銀越境統合は成功するか? 群馬県の金融事情【金融風土記】
プラチナNISAの創設案が映す「森信親イズム」の終焉
【文月つむぎ】私が相場の先行きを悲観しない究極の理由
プラチナNISA新設に現実味、金融庁の懸念は業界がつい先送りした”アレ”の管理【オフ座談会vol.3:かやば太郎×本石次郎×財研ナオコ】
三井住友銀行で「世界のベスト」が売れ筋トップに返り咲き、「社債」や「ゴールド」が人気化する背景は?
シニア向け「プラチナNISA」で毎月決算型も解禁? 毎月決算型の選び方と使い方
【金融庁企画室長 今泉氏が語る】金融事業者に期待する地域貢献とプロダクトガバナンスの実践
みずほ銀行の売れ筋上位が5カ月連続で同じ理由、株価の急落にもしっかり耐えるファンドとは?
「支店長! 売れ筋の投資信託を3つ覚えて売れるようになりました。全ての商品を覚える必要はありますか?」
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら