finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

楽天証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年10月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2022.11.10
無料
楽天証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年10月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では、楽天証券の2022年10月の購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2022年10月、楽天証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の概要

楽天証券の9月ランキング1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。9月は-4.5%のマイナスリターンとなったものの、10月末時点における基準価額は20,365円と、9月末の18,548円に比べて9.7%上昇した。10月は基準価額が大きく上がったので、11月も同ファンドが楽天証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額 18,548円
信託報酬 0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆4,226.80億円

<騰落率>
1カ月 -4.5%
3カ月  1.3%
6カ月 -5.8%
1年     9.4%

※9月末時点

全体を見て:海外株式型ファンドが人気

楽天証券では、10月も海外株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、米国株式市場の投資可能銘柄、約4,000銘柄に幅広く分散投資できるアクティブファンドである。9月は-4.7%のマイナスリターンとなったものの、10月末時点における基準価額は20,991円と、9月末の19,109円に比べて9.8%上昇した。S&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドより幅広い銘柄に分散投資しているので、リスクを抑えた運用が可能だ。11月以降も楽天証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■楽天・全米株式インデックス・ファンド  
基準価額 19,109円
信託報酬 0.162%(年率・税込)
純資産残高 6,553.54億円

<騰落率>
1カ月 -4.7%
3カ月  1.6%
6カ月 -6.4%
1年     5.9%

※9月末時点

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
次のページ その他の注目ポイントは?
1 2
前の記事
SBI証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年10月)
2022.11.09
次の記事
マネックス証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年10月)
2022.11.11

おすすめの記事

静銀ティーエム証券の売れ筋で際立つパフォーマンスをみせた「モノポリー戦略株式」とは?

finasee Pro 編集部

【金融風土記】宮崎県には地方創生の「優等生」も! 地域金融機関の集約が進む

佐々木 城夛

滋賀銀行の売れ筋にみえる「打診買い」、新規ランクインファンドの中で他を圧倒するパフォーマンスを残しているのは?

finasee Pro 編集部

⑥経営者保証がもたらす問題点と解決策【動画つき】

木下 勇人

【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
資産形成を達成した後…「次なる課題」

生井澤 浩

著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
静銀ティーエム証券の売れ筋で際立つパフォーマンスをみせた「モノポリー戦略株式」とは?
【金融風土記】宮崎県には地方創生の「優等生」も! 地域金融機関の集約が進む
【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
資産形成を達成した後…「次なる課題」
「支店長! 一般職に投信のセールスをしろとおっしゃいますが、日常業務が忙しくてとても無理です!」
常陽銀行にみる株式ファンドへの逡巡、「相互関税」と「中東緊張」で様子見の中を上値に進むファンドは?
滋賀銀行の売れ筋にみえる「打診買い」、新規ランクインファンドの中で他を圧倒するパフォーマンスを残しているのは?
アクティブファンド復権!? 中国銀行で株式アクティブへの期待高まる。「ROBO」と「純金」の評価も向上
【金融庁企画室長 今泉氏が語る】金融事業者に期待する地域貢献とプロダクトガバナンスの実践
サステナ投資促進策は終わり?「仕分け」の対象になってしまうのか
ターゲットは“デジタル富裕層”―SMBCグループとSBIグループの新会社設立により「Olive」に新たな“プレミアムクラス”
「支店長! 一般職に投信のセールスをしろとおっしゃいますが、日常業務が忙しくてとても無理です!」
アクティブファンド復権!? 中国銀行で株式アクティブへの期待高まる。「ROBO」と「純金」の評価も向上
ターゲットは“デジタル富裕層”―SMBCグループとSBIグループの新会社設立により「Olive」に新たな“プレミアムクラス”
【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
資産形成を達成した後…「次なる課題」
みずほ銀行の売れ筋トップ10で「バランス型」3本がランクイン、市場のトレンドは変化するのか?
福岡銀行で「225」人気が衰えた理由は? 「純金」、「USリート」と「世界半導体投資」が人気化
サステナ投資促進策は終わり?「仕分け」の対象になってしまうのか
常陽銀行にみる株式ファンドへの逡巡、「相互関税」と「中東緊張」で様子見の中を上値に進むファンドは?
【ブルームバーグ寄稿】日本のAI規制関連が急展開 金融セクターにとってはまたとない機会に
年金を含む資産データ「一元化」は夢物語? 自民党「デジタルニッポン2025」の曖昧な書きぶり
「自立と連携」を掲げて試行錯誤を重ね、確立された「銀証連携」モデルが新時代を拓く case of しずおかフィナンシャルグループ
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】
【文月つむぎ】投信だけでなく保険販売でもFDを徹底できるか?知っておきたい「保険業法」改正のポイント
【文月つむぎ】「プラチナNISA」という言葉がない!自民党金融調査会の最新提言を読み解く
浪川攻の一刀両断
手数料自由化とファンドラップから見る日本と米国の証券リテール改革の相違
いわき信組の不正を見抜けなかった金融庁、「根本的な人員不足」も背景
トランプ関税の混乱を横目に「戦略的自律」をめざす欧州企業に可能性、「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」の視点とは?
「支店長! ゴールベースアプローチをすれば、お客さま本位の提案になるということでよいですか?」
今月スタートした「投資運用関係業務受託業」を金融庁が激推し!金融機関に勤める中堅・若手の有望な移籍先に?
「支店長! 一般職に投信のセールスをしろとおっしゃいますが、日常業務が忙しくてとても無理です!」
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら