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プロの投信選定力~八杉哲史の判断軸

【第4回】オルタナティブ戦略ファンドは何を見て選ぶのか

八杉 哲史
八杉 哲史
中国銀行 上席スペシャリスト
2026.10.30
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【第4回】オルタナティブ戦略ファンドは何を見て選ぶのか

広がりを見せる預かり資産ビジネス、投資信託のラインアップはかつてない拡充を見せている。一方、商品選定や営業の現場では、「どの商品を採用すべきか」「どのような提案が求められるのか」など、多くの悩みを抱えている。本連載では、資産運用ビジネスの構造から現場の課題までを熟知する中国銀行の八杉哲史氏が、注目するファンド・アセットクラスについて独自の視点で解説。

「株式がこれだけ上がっているのに、わざわざよくわからないヘッジファンドを持つ必要がありますか」

オルタナティブ戦略の商品を検討していると、そんな疑問が出ることがある。確かに、株式市場が好調な局面では、株式を保有した方が高いリターンになることも多い。一方、低迷する局面では、市場の方向性に頼らないリターン源泉が注目されてきた。

前回は、REITやコモディティ、プライベート資産など、「何を持つか」に注目してオルタナティブ資産を見てきた。

今回は、株式や債券などを「買って持つ」だけではない、もうひとつの運用手法――オルタナティブ戦略ファンドについて、選定時の判断軸を整理したい。

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著者情報

八杉 哲史
やすぎ てつし
中国銀行 上席スペシャリスト
1994年中国銀行入行。営業店で8年間、個人・法人営業に従事した後、本部にて20年以上にわたり投資信託業務をはじめとする預かり資産ビジネス全般に携わる。2007年に行内専門職制度においてスペシャリスト認定を受け、ファイナンシャル・アドバイザー(FA)、プライベート・バンキング(PB)、投資信託業務、金融商品仲介業務、顧客本位の業務運営企画など、営業と企画の双方を担当。資産運用ビジネスにおける豊富な実務経験を基に、2019年から2026年6月まで、格付投資情報センター(R&I)の専門誌『ファンド情報』において「地銀投信ビジネス・銀行員に必要な販売の実務と課題」を連載。現在は、販売会社の視点から、投資信託をはじめとする資産運用ビジネスの実務や課題について情報発信を行っている。
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