finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

ブーム再来! 大手証券でインド株ファンドが上位を席巻

Finasee編集部
Finasee編集部
2023.08.15
無料
ブーム再来! 大手証券でインド株ファンドが上位を席巻

金融機関が毎月公表するランキングデータをもとに、注目ファンドの概要やポイントを解説する「Finaseeファンドウォッチ」。
今回は野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券の2023年7月の購入金額ランキングについて解説します。

 
 

半導体関連ファンドに資金が集まる

三井住友トラスト・アセットマネジメントは、2023年7月31日に「半導体関連世界株式戦略ファンド」を560億円で設定し、今年新規設定された国内公募投信(上場投資信託=ETFを除く)の中で第2位の設定額となった。

同ファンドは日本を含む世界の半導体関連企業の株式に投資することを目的としており、SMBC日興証券1社が販売した。

半導体関連企業は、スマートフォンや自動車、人工知能(AI)、ビッグデータなどの急速な進化・普及の波に乗り、今後の成長が期待されている。同ファンドは、半導体関連企業の株式に投資することで、この成長に参加したいという投資家の要望に応えるものだ。

したがって、半導体関連企業の成長に参加したい投資家にとって、同ファンドは魅力的な投資先となるだろう。

■半導体関連世界株式戦略ファンド
基準価額 9679円
信託報酬 1.728%(年率・税込)
純資産残高 609.89億円

※8月4日時点

インド株式ファンドが人気

以下のように、大手証券ではインド株ファンドの人気が高かった。

大和証券
3位 ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド

みずほ証券
2位 新光ピュア・インド株式ファンド

SMBC日興証券
3位 高成長インド・中型株式ファンド

2023年前半は、先進国株に比べて新興国株は出遅れが目立った。新興国株式が出遅れたのは、中国の景気回復が予想を下回ったこと、欧米の金融不安で市場の安全志向が高まったこと、人工知能(AI)ブームで先進国を中心に関連銘柄が大きく上昇したことなどが要因である。

ただ、新興国株式のリターンも国によってばらつきがあり、中国株はゼロ・コロナ政策終了後の景気回復の勢いの鈍化と米中関係の悪化に苦しんだ。一方、AIブームの恩恵を受けた韓国、台湾株は上昇している。新興国の中でも選別投資が行われていたことがわかる。

2023年後半は、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを打ち切るとの見方が多いことから、リスク選好の動きは続くだろう。そして、バリュエーション面で、新興国株式が見直される可能性がある。とくに、グローバル企業が「チャイナ・プラス・ワン」の加速を指摘する中、インドとベトナムが注目されている。そして、テスラやマイクロン・テクノロジーなど多くの米国企業がインドへの投資を発表している。

今後、インドやベトナムへの直接投資がさらに拡大することが見込まれており、中長期的には経済成長率が上昇することが予想されている。この動きは、「チャイナ・プラス・ワン」政策の加速に加えて、生産年齢人口が増加するインドやベトナムの内需拡大によっても後押しされるだろう。

2017年に人気となったインド株式ファンドは、大規模な資金流入があった。しかし、2018年になってパフォーマンスが落ちたため、2018年後半から2022年前半にかけて資金流出が続いた。

2017年に購入した人の中には、期待したほどの収益が得られなかったために売却した人も多かったと考えられる。2023年は2017年以来のインド株ブームが到来しているが、インド株ファンドは信託報酬が2%前後と高い傾向にあるので、コスト面には注意が必要である。

■ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
基準価額 1万31円
信託報酬 1.848%(年率・税込)
純資産残高 385億円

<騰落率>
1カ月 7.8%
3カ月 22.1%
6カ月 19.4%
1年     29.9%

※6月末時点

■新光ピュア・インド株式ファンド
基準価額 1万5960円
信託報酬 2.06%(年率・税込)
純資産残高  616.54億円

<騰落率>
1カ月 6.5%
3カ月 19.4%
6カ月 14.2%
1年     22.5%
※6月末時点

■高成長インド・中型株式ファンド
基準価額 1万1281円
信託報酬 2.0505%(年率・税込)
純資産残高  1600.91億円

<騰落率>
1カ月 7.4%
3カ月 21.3%
6カ月 17.8%
1年     21.5%
※6月末時点

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
次のページ 新NISAで資金の変化は起こる?
1 2
前の記事
S&P500が過去最高値に? 新NISA目前! ネット証券の首位はあのファンドだった
2023.08.09
次の記事
メガバンクでは「世界のベスト」シリーズと日経インデックスが安定の上位に
2023.08.17

おすすめの記事

野村證券の人気ファンドは高リターンにシフト、「のむラップ・ファンド」がトップ10から消える

finasee Pro 編集部

投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】

Ma-Do編集部

SBI証券の売れ筋にリスク回避姿勢? イラン空爆による原油価格高騰が景気の懸念材料に

finasee Pro 編集部

「投資信託で長期投資! エッセイ・コンクール」<実務者部門>佳作:お客さまに寄り添って【2月13日「NISAの日」記念】

finasee Pro 編集部

「事務職大規模削減」報道で注目のみずほFG、執行役常務CDOが胸の内を語る

川辺 和将

著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
野村證券の人気ファンドは高リターンにシフト、「のむラップ・ファンド」がトップ10から消える
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】
SBI証券の売れ筋にリスク回避姿勢? イラン空爆による原油価格高騰が景気の懸念材料に
「投資信託で長期投資! エッセイ・コンクール」<実務者部門>佳作:お客さまに寄り添って【2月13日「NISAの日」記念】
「投資信託で長期投資! エッセイ・コンクール」<実務者部門>佳作:出口戦略の大切さ【2月13日「NISAの日」記念】
【金融風土記】九州一の大都会はどんな様子なの?‟フルスペック”福岡県の金融動向
プライベートクレジットと解約設計の整合性を問う
「事務職大規模削減」報道で注目のみずほFG、執行役常務CDOが胸の内を語る
楽天証券の売れ筋に変化、「S&P500」や「FANG+」が後退してアクティブファンドがランクイン
マネックス証券で国内株「ブル型」と合わせて「ベア型」がランクイン、「ゴールドプラス」はトップ10陥落
プライベートクレジットと解約設計の整合性を問う
「投資信託で長期投資! エッセイ・コンクール」<実務者部門>佳作:「あなたが悪いわけじゃない」―その一言が教えてくれた長期投資【2月13日「NISAの日」記念】
SBI証券の売れ筋にリスク回避姿勢? イラン空爆による原油価格高騰が景気の懸念材料に
【金融風土記】九州一の大都会はどんな様子なの?‟フルスペック”福岡県の金融動向
「金利の復活」局面で脚光を浴び始めた債券投資
「情報の非対称性」への依存から脱却できるか
「事務職大規模削減」報道で注目のみずほFG、執行役常務CDOが胸の内を語る
楽天証券の売れ筋に変化、「S&P500」や「FANG+」が後退してアクティブファンドがランクイン
「銀証連携」の強化と「支社体制」の導入でコンサルティング営業の高度化を加速 case of 東京きらぼしフィナンシャルグループ
スタイル分析で確認する運用の一貫性と再現性
マネックス証券で国内株「ブル型」と合わせて「ベア型」がランクイン、「ゴールドプラス」はトップ10陥落
ふくおかフィナンシャルグループは「資産形成と決済」で日常と未来に寄り添う次のステージへ
~「投信のパレット」7000億円突破と新サービス「vary」
「支店長! ノルマから解放されたいです!」
【金融風土記】九州一の大都会はどんな様子なの?‟フルスペック”福岡県の金融動向
「投資信託で長期投資! エッセイ・コンクール」<実務者部門>結果発表!【2月13日「NISAの日」記念】
笛吹けど踊らぬ“あの話”がついに動き出す?「高市一強」時代に金融庁が攻勢に出る5領域とは
中国銀行の売れ筋に新規取り扱いファンドが続々ランクイン、「WCM世界成長株厳選ファンド」が第2位に
「銀証連携」の強化と「支社体制」の導入でコンサルティング営業の高度化を加速 case of 東京きらぼしフィナンシャルグループ
総合証券モデルの利点は残し、それ以上の価値を生む「合弁会社設立」から見えてくるグループの覚悟 case of 三井住友フィナンシャルグループ/ SMBC日興証券
プライベートクレジットと解約設計の整合性を問う
福岡銀行で「netWIN」や「米国成長株投信」を再評価、一方で国内高配当株や純金ファンドの人気も継続
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら