12月の純資産残高1位は「投資のソムリエ」(5228.51億円)
複合資産型ファンドの12月の純資産残高1位は、「投資のソムリエ」だった。同ファンドは、国内・先進国・新興国の債券と株式、および国内・先進国のREIT(不動産投資信託)の合計8資産に分散投資し、大きく負けない運用を目指す。ただ、複合資産型ファンドの純資産残高1位ではあるものの、12月末時点における1年騰落率は-13.14%となっている。パフォーマンス悪化から同ファンドからは資金流出が続いており、12月も63.49億円の資金が流出した。これは、国内公募株式投資信託(ETF除く)の中で5番目の大きさである。パフォーマンスの改善がなければ、2023年も資金流出が続く可能性は高いだろう。
■投資のソムリエ
基準価額 1万527円
信託報酬 1.54%(年率・税込)
純資産残高 5228.51億円
<騰落率>
1カ月 -2.15%
3カ月 -1.48%
6カ月 -3.15%
1年 -13.14%
※12月末時点