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【投資信託 複合資産型】資金流入額・リターン・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年9月)

Finasee編集部
Finasee編集部
2022.11.01
無料
【投資信託 複合資産型】資金流入額・リターン・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年9月)

市場や業界の動向を踏まえ、投資信託評価会社などが毎月公表するデータについて、その概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では三菱アセット・ブレインズが毎月リリースする「投信マーケット概況」から、直近1カ月の複合資産型の資金流入額・リターンランキング・純資産残高トップ10のデータを参照し、2022年9月にどんなファンドが目立った動きを見せたのかを探っていきます。

9月の資金流入額1位は「あおぞら・新グローバル分散ファンド(限定追加型)2022-07」(142.96億円)

複合資産型ファンドの9月資金流入額1位は、「あおぞら・新グローバル分散ファンド(限定追加型)2022-07」だった。同ファンドは日本を含む世界の株式と債券に分散投資し、株式の組入比率を段階的に引き上げることで、買付時期の分散を図る。ただし、基準価額が11,500円以上になった場合は、債券ならびに短期金融商品などに投資する安定運用に切り替えることを基本とする。リスクを抑え、安定的なリターンが期待できるファンドとして、9月も資金流入が続いた。しかし、申込期間は9月30日までの限定追加型ファンドなので、10月1日以降は購入の申し込みはできないという点に注意が必要だ。

■あおぞら・新グローバル分散ファンド(限定追加型)2022-07
基準価額 9,659円
信託報酬 1.335%(年率・税込)
純資産残高 334.04億円

<騰落率>
1カ月 -1.9%
※9月末時点 

9月のリターン1位は「しずぎん国際分散投資戦略ファンド2018-05」(4.90%)

複合資産型ファンドの9月リターン1位は、「しずぎん国際分散投資戦略ファンド2018-05」だった。同ファンドは、米ドル建て債券投資の安定運用部分により、満期償還時における米ドルベースの元本を確保することを目指す。さらに、実質的な国際分散投資による積極運用によって、超過収益を目指すバランスファンドである。9月は+4.9%となり、6カ月騰落率は+17.38%、1年騰落率も+24.63%と高いリターンになっている。10月以降もプラスリターンを確保するかどうかに注目だ。

■しずぎん国際分散投資戦略ファンド2018-05  
基準価額 13,272円
信託報酬 1.08%(年率・税込)
純資産残高 27.7億円

<騰落率>
1カ月  4.90%
3カ月  6.03%
6カ月 17.38%
1年    24.63%

※9月末時点

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著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
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