finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

AIは金融ビジネスを変えるのか?FIN/SUMで全銀協会長ら講演

川辺 和将
川辺 和将
金融ジャーナリスト
2024.03.13
会員限定
AIは金融ビジネスを変えるのか?FIN/SUMで全銀協会長ら講演

金融業界の未来をテーマにしたイベントを集中的に開催するJapan Fintech Weekのコアイベント、「FIN/SUM(フィンサム)2024」(金融庁、日本経済新聞社共催)が3月5日~8日の4日間にわたって開かれました。フィンテック関連の話題が中心でしたが、リテールビジネスの将来に関する議論も白熱しました。全国銀行協会、日本マイクロソフト、岸田文雄首相による初日講演の内容をそれぞれダイジェストでお伝えします。

全銀協会長が語る生成AIの活用法

フィンサムでは、全国銀行協会の加藤勝彦会長(みずほ銀行取締役頭取)が「デジタル技術で明るい未来を切り拓く」をテーマに講演。銀行界における生成AIの活用状況について語りました。

「昨年ChatGPTの普及が始まると同時に、銀行界でも生成AIの試験導入や実証実験が進んでいる。まず対話型AIを導入し文章の要約、翻訳、あるいはプログラミングといった領域での活用が進んでいる。情報漏えいなどリスク管理に特に慎重な銀行界ではあるが、生成AIの導入は比較的速く進んでいるのではないかと思う」との見通しを示しました。会員行(111行)向けアンケート調査では、生成AIを導入したり、導入の検討を開始したりといった段階にある銀行は全体の約4割に上ると説明しました。

全銀協会長が語る生成AIの活用法

フィンサムでは、全国銀行協会の加藤勝彦会長(みずほ銀行取締役頭取)が「デジタル技術で明るい未来を切り拓く」をテーマに講演。銀行界における生成AIの活用状況について語りました。

「昨年ChatGPTの普及が始まると同時に、銀行界でも生成AIの試験導入や実証実験が進んでいる。まず対話型AIを導入し文章の要約、翻訳、あるいはプログラミングといった領域での活用が進んでいる。情報漏えいなどリスク管理に特に慎重な銀行界ではあるが、生成AIの導入は比較的速く進んでいるのではないかと思う」との見通しを示しました。会員行(111行)向けアンケート調査では、生成AIを導入したり、導入の検討を開始したりといった段階にある銀行は全体の約4割に上ると説明しました。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1

関連キーワード

  • #金融庁

おすすめの記事

成長と財源の両立に具体策はあるか?野党「NISA再強化提言」に見る多党制時代の“建設的議論”のあり方

文月つむぎ

2025年の新規設定額トップは伝統的な株式・債券のバランスファンド、新しい投資アイデアを提案する新ファンドも続々 =25年11月新規設定ファンド

finasee Pro 編集部

米国経済 Deep Insight 第14回
年末商戦の出足が示す米国消費の持続力

窪谷 浩

⑫自社株評価から考える相続対策の本質

木下 勇人

2026年、注目のアセットクラスは? 債券・株式市場の展望―投資家が注視すべきリスクと機会に迫る

finasee Pro 編集部

著者情報

川辺 和将
かわべ かずまさ
金融ジャーナリスト
金融ジャーナリスト、「霞が関文学」評論家。毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大院(比較文学比較文化研究室)修了。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
2025年の新規設定額トップは伝統的な株式・債券のバランスファンド、新しい投資アイデアを提案する新ファンドも続々 =25年11月新規設定ファンド
“霞が関文学”で読み解く金融界⑤ 表題は「FDレポート」なのにFDを突き放す当局
米国経済 Deep Insight 第14回
年末商戦の出足が示す米国消費の持続力
成長と財源の両立に具体策はあるか?野党「NISA再強化提言」に見る多党制時代の“建設的議論”のあり方
「AI以外はほぼリセッションに近い」米国経済はAIバブルか? ―強さと弱点から見通す2026年“変わりゆく”世界経済と投資環境
経営、本部、販売現場が価値観を共有し「真のコンサルティング営業」の実践へ case of ちゅうぎんフィナンシャルグループ/中国銀行
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】
⑫自社株評価から考える相続対策の本質
10年国債利回り2%接近でみずほ銀行の売れ筋に単位型ファンド、利回りニーズをとらえた人気ファンドとは?
利益相反リスクを内包する日本の「総合証券モデル」「顧客本位」の下で求められる「顧客は誰か」という定義
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】
「遵守か説明か」から「遵守か合併か」に――2026年の地銀政策はどこへ?金融審「地域金融力WG報告書案」を深読み
10年国債利回り2%接近でみずほ銀行の売れ筋に単位型ファンド、利回りニーズをとらえた人気ファンドとは?
「AI以外はほぼリセッションに近い」米国経済はAIバブルか? ―強さと弱点から見通す2026年“変わりゆく”世界経済と投資環境
利益相反リスクを内包する日本の「総合証券モデル」「顧客本位」の下で求められる「顧客は誰か」という定義
【運用会社ランキングVol.5】IFA法人からは「キャピタル」、「フィデリティ」、「アライアンス・バーンスタイン」の米系3社が盤石の高評価/IFA法人編
マン・グループの洞察シリーズ⑬
AIバブルのタイミングを計ることはできないものの備えることはできる
三菱UFJ銀行の売れ筋は「日経225」に人気集中、「純金」に代わって「オルカン」人気が復調
経営、本部、販売現場が価値観を共有し「真のコンサルティング営業」の実践へ case of ちゅうぎんフィナンシャルグループ/中国銀行
“霞が関文学”で読み解く金融界⑤ 表題は「FDレポート」なのにFDを突き放す当局
経営、本部、販売現場が価値観を共有し「真のコンサルティング営業」の実践へ case of ちゅうぎんフィナンシャルグループ/中国銀行
【金融風土記】東日本大震災からまもなく15年、福島の金融勢力図を読む
「中途半端は許されない」不退転の覚悟で挑むリテール分野への新たなるチャレンジ case of 三菱UFJフィナンシャル・グループ
【プロはこう見る!投資信託の動向】
NISAに必要か?「毎月分配型」「債券メイン」ファンド、「特定の年齢層対象の制度」
新たな商品・制度の導入は、投資家のリスク許容度・理解度が鍵
【運用会社ランキングVol.1】販売会社が運用会社に求めるものは、運用力か人的支援か? 2025年の評価を発表!
【連載】こたえてください森脇さん
⑫元本保証でない商品の販売を嫌がる職員への働きかけ
長野市vs松本市"不仲説"を乗り越え統合の八十二銀・長野銀が、「もう取引しない」と立腹の取引先と雪解けに至るまで
【運用会社ランキングVol.4】野村アセットマネジメントが2年連続トップ、3位に急浮上したのは大和アセットマネジメント/ゆうちょ銀行・郵便局編
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】
「遵守か説明か」から「遵守か合併か」に――2026年の地銀政策はどこへ?金融審「地域金融力WG報告書案」を深読み
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら