finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

【速報】金融庁サステナ会議で「NISA×ESG投信」相互作用が焦点に

川辺 和将
川辺 和将
金融ジャーナリスト
2023.12.25
会員限定
【速報】金融庁サステナ会議で「NISA×ESG投信」相互作用が焦点に

金融庁で12月21日、サステナブルファイナンス有識者会議の第20回会合が開かれ、サステナブル関連商品への投資機会の拡充や、インパクト投資の位置づけについて意見が交わされました。NISA拡充で高まる投資機運を追い風にサステナブル分野の商品充実を求める声が上がった一方、ESG投信やインパクト投資の定義を行政側が厳密化しすぎると、投資家にとってかえって選択肢が狭まるのではと懸念を示す声も上がりました。

事務局が「コンソーシアム」「ダイアログ」の狙いを説明

サステナブルファイナンス有識者会議は、「インパクト投資等に関する検討会」「トランジション・ファイナンス環境整備検討会」などの親会議にあたります。有識者会議自体に具体的な政策の方向性を決定する権限があるわけではないものの、サステナブル関連の会議体が乱立気味ともいえる状況下で、金融庁周辺における議論の交通整理を行う役割を担っています。

今回の会合で事務局側は、有識者会議が第3次報告書を策定した6月末以降の、サステナブル投資分野における金融庁の主な取り組みを紹介。このほど初会合を開いた「サステナビリティ投資商品の充実に向けたダイアログ」や、金融庁と経済産業省が共同事務局となって発足した「インパクトコンソーシアム」について、その内容や趣旨を改めて説明しました。

事務局が「コンソーシアム」「ダイアログ」の狙いを説明

サステナブルファイナンス有識者会議は、「インパクト投資等に関する検討会」「トランジション・ファイナンス環境整備検討会」などの親会議にあたります。有識者会議自体に具体的な政策の方向性を決定する権限があるわけではないものの、サステナブル関連の会議体が乱立気味ともいえる状況下で、金融庁周辺における議論の交通整理を行う役割を担っています。

今回の会合で事務局側は、有識者会議が第3次報告書を策定した6月末以降の、サステナブル投資分野における金融庁の主な取り組みを紹介。このほど初会合を開いた「サステナビリティ投資商品の充実に向けたダイアログ」や、金融庁と経済産業省が共同事務局となって発足した「インパクトコンソーシアム」について、その内容や趣旨を改めて説明しました。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1

関連キーワード

  • #金融庁
  • #ESG・SDGs

おすすめの記事

金融緩和、インフレ、インバウンドで日本の近代美術作品に熱視線?――アート市場の最新動向を銀座画廊界キーパーソンに聞いた

川辺 和将

いわき信組処分の余波……金融庁は刑事告訴を検討も、地域金融機関を救う「資本参加制度の延長論」に落とす影

川辺 和将

SMBC日興証券の売れ筋に投信市場の主役交代の予感、「電力」と「ブロックチェーン」は「M7」の次を担えるか?

finasee Pro 編集部

高水準の資金流入と株高で純資産残高が約8兆円の大幅増、流入4位に日本株バリュー。高パフォーマンスは「半導体」=25年10月投信概況

finasee Pro 編集部

マン・グループの洞察シリーズ⑫
金に投資する意味とは何か

著者情報

川辺 和将
かわべ かずまさ
金融ジャーナリスト
金融ジャーナリスト、「霞が関文学」評論家。毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大院(比較文学比較文化研究室)修了。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
金融緩和、インフレ、インバウンドで日本の近代美術作品に熱視線?――アート市場の最新動向を銀座画廊界キーパーソンに聞いた
SMBC日興証券の売れ筋に投信市場の主役交代の予感、「電力」と「ブロックチェーン」は「M7」の次を担えるか?
いわき信組処分の余波……金融庁は刑事告訴を検討も、地域金融機関を救う「資本参加制度の延長論」に落とす影
【連載】こたえてください森脇さん
⑪預かり資産業務に対するマネジメント層の理解が低い
高水準の資金流入と株高で純資産残高が約8兆円の大幅増、流入4位に日本株バリュー。高パフォーマンスは「半導体」=25年10月投信概況
マン・グループの洞察シリーズ⑫
金に投資する意味とは何か
三井住友銀行で「SMBC円資産ファンド」がジャンプアップ、円高を踏まえた新しい流れに転換か?
プライベート・アセットへの配分を増やすべきか?【AB後藤順一郎のマルチアセット視点】
【新連載】浪川攻の一刀両断
証券業界に求められるリテールビジネス改革 
カギは“旧態依然のモデルからの脱却”
マーケット・リスク相当額の算出を新たに開始した銀行は「?行」だった
【連載】こたえてください森脇さん
⑪預かり資産業務に対するマネジメント層の理解が低い
【みさき透】高市内閣で「運用立国」から「投資立国」へのシフトが加速へ
いわき信組処分の余波……金融庁は刑事告訴を検討も、地域金融機関を救う「資本参加制度の延長論」に落とす影
石破カラー残る「地域金融力強化策」、高市政権はいかに脱色・染め直しをするか?
マン・グループの洞察シリーズ⑫
金に投資する意味とは何か
高水準の資金流入と株高で純資産残高が約8兆円の大幅増、流入4位に日本株バリュー。高パフォーマンスは「半導体」=25年10月投信概況
大和証券の売れ筋で光る“超新星”、「ピクテ・ゴールド」をパフォーマンスで上回る株式ファンドとは?
【新連載】プロダクトガバナンス実践ガイド~製販情報連携の背景と事例
①プロダクトガバナンスが注目される背景と製販情報連携の重要性
野村證券の売れ筋で「日経225」がトップ奪還、「ゴールド」を超えるパフォーマンスでランクインしたファンドは? 
SMBC日興証券の売れ筋に投信市場の主役交代の予感、「電力」と「ブロックチェーン」は「M7」の次を担えるか?
投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング 
銀行、証券会社以外の選択肢とは?【IFA編】
【ネット証券&対面証券72社編】投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング
片山さつき新大臣は「資産運用立国」基本線を継承へ!一方、岸田元首相が運用業界につきつけた「注文」とは…
「動画を上げるぞ」「マスコミに流すぞ」に毅然と対応できる?――日証協の新カスハラ対策マニュアルの中身とは
【連載】こたえてください森脇さん
⑩役席者には収益目標、現場には残高目標。両方を達成するには?
【新連載】プロダクトガバナンス実践ガイド~製販情報連携の背景と事例
①プロダクトガバナンスが注目される背景と製販情報連携の重要性
【連載】こたえてください森脇さん
⑨顧客本位の実践より、自身の営業成績を優先している方が評価されていると感じる
「支店長! 高齢者にリスク性商品を販売することは顧客本位から外れませんか?」
【みさき透】高市内閣で「運用立国」から「投資立国」へのシフトが加速へ
【連載】こたえてください森脇さん
⑪預かり資産業務に対するマネジメント層の理解が低い
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら