50歳のことを「知命」と呼ぶのは、論語の「五十にして天命を知る」に由来しています。今年50歳を迎えた会社役員の神津昭さん(仮名)は、「天命を知るどころか混迷を深くしている」と自嘲気味に話します。
6月の誕生日の半月ほど前に、20年連れ添った奥様の麗美さんから浮気調査の報告書を突き付けられた神津さん。しかし、神津さん自身も結婚当時と変わってしまった麗美さんについていけず、以前から離婚を考えていたのだそうです。
よって、離婚の話し合いを始めるまでは良かったのですが、話し合いの過程で交際相手の梨沙さんへの疑念を抱き始め、さらに、離婚&再婚による想定外の経済的負担が生じたことで、ついには会社から貸し付けを受ける事態に発展。次期社長への道のりにも暗雲が漂い始めたのだとか。神津さんに八方塞がりの現状を話していただきました。
〈神津昭さんプロフィール〉
東京都在住
50歳
男性
会社役員
妻と高校生の長女・次女と4人暮らし
金融資産750万円(個人)
浮気調査で不貞発覚…長年連れ添った妻と離婚へ
私は、叔父が経営する不動産会社の役員を務めています。
見合いで結婚した妻の麗美とは、今年、磁器婚式(結婚20年)を迎えました。年子の娘2人は高校生になりました。
しかし、私たち夫婦は目下、離婚に向けた準備を進めています。
原因を作ったのは私の方で、取引先の女性との交際が麗美にバレたのです。麗美は探偵事務所に依頼して私の勤務後や週末の動向を探っていたらしく、何十枚もの証拠写真が添付された報告書を突き付けられました。結構な修羅場でした。
もっとも、私の方も折を見て麗美と別れ、交際相手の梨沙と再婚することを考え始めていたので、今回の一件で背中を押される格好になりました。
