豪雨被害で床上浸水…

2026年夏は台風の影響もあって各地で豪雨被害が発生しました。

理恵さんの実家は水はけの悪い低地に位置していたせいか、豪雨により床上浸水の大損害を受けてしまいました。

実家の被害額はざっと見積もって150万円ほど。

「実家は災害保険に加入しているから、金銭面の被害はなんとかなるはず……」

理恵さんはそう思って胸を撫で下ろしていましたが、思わぬ事実を知り衝撃を受けたのでした。

水が沁み渡ってしまった理恵さんの実家を賃貸に出すには、大規模修繕で濡れた床や柱を取替え、再び居住可能な状態にする必要がありました。

ただ、制度基準を満たせていない実家は、大規模リフォームは不可能です。

つまり、豪雨被害によって、実家を賃貸に出す」というプランが完全に崩壊してしまったのです。

しかも理恵さんが被った被害はこれだけではありませんでした。

理恵さんは「実家を賃貸に出す」ことは諦め、解体して土地を売却することにしました。解体費用は150万円ほどかかる見込みでした。

ただ、土地の売却価格は思ったよりも低くなりそうでした。建築制限の影響で、近隣エリアの平均価格の5割ほどに抑えられてしまうのです。

更地にして駐車場として運用することも考えましたが、道が狭すぎるため、駐車場としても使いにくい土地でした。