finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

複数の運用サービスを並べて、運用力を競う 投資一任サービスの新しい枠組み「SBIラップ」

AD
2025.07.18
会員限定
複数の運用サービスを並べて、運用力を競う 投資一任サービスの新しい枠組み「SBIラップ」

 

 
写真左から SBI証券 執行役員常務 投資信託部長 上原 秀信氏/大和アセットマネジメント金融法人第四部長 松葉 恭明氏/野村アセットマネジメント プロダクト・マネジメント部 チームリーダー 神田 涼氏/FOLIO 執行役員 プラットフォーム事業部長 尾上 隆行氏
 

「ファンドラップとロボアドバイザーを合わせた投資一任サービス市場は20兆円を超える規模にまで成長し、かつてない脚光を浴びています。当社はそのポテンシャルに着目し、複数の金融機関や運用会社と連携して、システム基盤と投資一任サービスの提供に注力しています」。こう話すのはFOLIOの執行役員、尾上隆行氏だ。FOLIOでは、投資一任プラットフォーム「4RAP」を通じて「運用基盤システム」と「運用商品」をワンストップで提供している。

政府は資産運用立国実現プランにおいて「貯蓄から投資へ」のシフトをスローガンに掲げているが、この文脈においてもファンドラップの存在意義は非常に大きいと尾上氏は指摘する。

FOLIOがSBI証券と共同で開発したのが「SBIラップ」である。第1弾として「SBIラップAI投資コース」(以下、AIラップ)の提供を2022年3月より開始した。「SBIラップ」誕生の経緯について、SBI証券の執行役員常務、上原秀信氏は次のように話す。

「われわれには第一にお客さまへのサービスの幅を広げたいという思いがあります。ファンドラップ、ロボアドの取り扱いを検討する中で、FOLIOのシステム基盤『4RAP』を導入すれば、当社の証券口座でそのまま投資一任サービスをご購入いただけることから、両社の連携がスタートしました」。

「AIラップ」はAIの市場予測に基づき自動で投資判断を下し、アセットアロケーションを行うが、「AIラップ」そのものにリスク・リターンの異なる複数のポートフォリオは存在しない。複数のポートフォリオが用意され、顧客のリスク許容度に応じて選択する、いわゆる一般的なファンドラップとは商品性が大きく異なるのはなぜか。

「『4RAP』の仕組みを使えば、1つのプラットフォームに複数の運用サービスを載せることが可能なことから、FOLIOとの協議の中で、当初から運用戦略が異なる複数の運用コースを揃える構想がありました」と上原氏は説明する。顧客の選択肢を広げるだけでなく、常に新しいものを追求するSBI証券の理念がそこには窺える。

業界大手運用会社が参画し第2弾、第3弾を投入

「AIラップ」に続く第2弾として、“人が運用する決定版”との触れ込みで「SBIラップ匠の運用コース」(以下、匠ラップ)が2023年7月に投入された。「匠ラップ」は野村アセットマネジメントから投資判断に関する助言を受けて、FOLIOが運用する。また「匠ラップ」の投資対象は野村アセットが運用する複数のアクティブファンドだ。

運用会社が、「SBIラップ」の枠組みに参加するのはなぜか。FOLIOやSBI証券との提携メリットはどこにあるのか。野村アセットのプロダクト・マネジメント部の神田涼氏は次のように話す。

「『SBIラップ』、ならびに『4RAP』の優れている点の1つは、運用会社として柔軟な形で投資一任サービスに関われることです。一般的な投資一任サービスにおいて運用会社は、その中の数ファンドをご提供するという部分的な関わり方が多いかと思います。一方、FOLIOからご提示いただいた構想は、アロケーションの部分も、投資するファンドも全てが検討の対象になるというものでした。『4RAP』システム基盤を提供するとともに『SBIラップ』で投資運用の役割も担うFOLIOならではのアプローチです。また、コース名称やローンチ後のウェブコンテンツなどプロモーションに関する部分についても共同で議論をさせていただき、FOLIO、SBI証券から様々な知見やアドバイスをいただき設計できたのは大きなメリットでした」。

2025年2月には、第3弾となる「SBIラップ レバレッジ運用 レバナビコース/レバチョイスコース」(以下、レバラップ)の提供がスタートした。「レバラップ」は大和アセットマネジメントから投資助言を受けて、同じくFOLIOが運用する。大和アセットの金融法人第四部長、松葉恭明氏は複数の運用スタイルにこだわったと打ち明ける。

 

「資産形成をこれから始める若い方や、それなりの資産をお持ちの高齢層の方など、お客さまにはいろいろな属性の方がいらっしゃいます。複数のコースで多様なニーズに応えていきたいと考え、レバレッジ倍率の調整をお任せする『レバナビコース』と、レバレッジ倍率を5つのスタイルから選択できる『レバチョイス』と合わせて、計6スタイルを用意しました」。

レバレッジを活用することにより“最も効率的な資産配分の黄金比ポートフォリオ”はそのままに資産効率を高めるというリスク調整の発想は、ファンドラップでは日本で初めて※1活用されたものであり、「レバレッジを活用した長期の資産形成の意義を世の中に訴えていきたい」と松葉氏は意気込みを話している。

資産残高1兆円を目指してさらなる連携を呼びかける

「SBIラップ」は2022年3月のサービス提供開始から2年9カ月あまりで残高1300億円※2を突破した。ファンドラップ・ロボアド契約増加件数2期連続No.1※3の実績とともに、SBI証券では、5年以内に預り資産残高1兆円を目指して、さらなるコースの拡充を計画している。「既に第4弾を準備中で、第5弾も視野に入れています。あくまでも長期の資産形成に資する運用のエンジンを積んだものが『SBIラップ』であり、資金の性格や使途に応じて、使い分けをしていただければと考えています」(上原氏)。

コースの拡充で中核的役割を果たすのがFOLIOだ。「資産運用立国の文脈では、資産運用業界の参加プレーヤーを増やし、各運用会社の運用力を高めていくことが求められていますが、『SBIラップ』はまさにそれを標榜するスキームです。私たちはパフォーマンスにこだわり抜いて運用戦略を選択し、その運用成果を毎月公表しています。このようなプロセスを通じて、各運用コースの特長を磨き、運用力を切磋琢磨していくことで、お客さまの長期の資産形成に貢献していきたい」と話す尾上氏。「選べるおまかせ資産運用」というキャッチフレーズの通り、FOLIOは今後も幅広い運用会社に提携を呼びかけていく方針だ。

 

※1:一般社団法人日本投資顧問業協会 投資運用会社要覧(2024年度版)Ⅳ投資一任業(ラップ業務)に記載の25社を対象に運用の特色を調査 ウエルスアドバイザー調べ(2025年1月時点)
※2:「SBIラップ(AI投資コース、匠の運用コース)」と「SBIラップ×(SBI新生銀行、投資信託相談プラザ)」の合計。(2024年12月末時点)
※3:2022年度、2023年度。一般社団法人日本投資顧問業協会のデータを基にSBI証券が算出

 

 

株式会社SBI証券
金融商品取引業者、商品先物取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第44号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会

〈SBI証券における手数料等及びリスク情報について〉
SBI証券の証券総合口座の口座開設料・管理料は無料です。
SBI証券で取り扱っている商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負 担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

株式会社FOLIO
金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第2983号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

〈FOLIOにおける手数料等及びリスク情報について〉
FOLIOの証券総合口座の口座開設料・管理料は無料です。
FOLIOで取り扱っている商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担 いただく場合があります。また、金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の変動等により損失が生じ、投資元本を割り込むおそれがあります。ご契約の際は契約締結前交付書面等の内容を十分にご確認ください。
手数料等及びリスクの詳細はこちら
https://folio-sec.com/support/terms/transaction-fees

 

この広告は、金融商品取引業者等を対象とした情報内容です。金融商品取引業者等の間でご利用ください。コピーなどによって、一般投資家に配布することはできません。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1
前の記事
先行き不透明な今こそローリスクバランスファンド リスクオフ局面でも市場に居続けるための選択肢を
2025.07.18
次の記事
米国株式1強からの転換点か? 「スイス・グローバル・リーダー・ファンド」の魅力
2025.07.18
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら