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先行き不透明な今こそローリスクバランスファンド リスクオフ局面でも市場に居続けるための選択肢を

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2025.07.18
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先行き不透明な今こそローリスクバランスファンド リスクオフ局面でも市場に居続けるための選択肢を

第二次トランプ政権下でのマーケットの乱高下で、リスクオンからリスクオフへのシフトはますます鮮明になりつつある。投信販売の現場では、ローリスク商品のニーズも高まることが予想される中、異彩を放つのが日興アセットマネジメントの「ファイン・ブレンド」だ。同社の資産運用サポート部長の先山哲也氏とプロダクト&ソリューション本部副本部長の有賀潤一郎氏に、なぜ今同ファンドに注目すべきなのか話を聞いた。

「トランプ関税ショック」に世界のマーケットが揺れている。スタグフレーションへの警戒と米ドルに対する信認の低下により株売り、債券売り、ドル売りの「トリプル安」が進行、S&P500は2025年2月19日の高値から約14%下落、ハイテク株のナスダック100は同じく約17%下落。円相場は同1月8日の安値から約9%円高が進んだ(米国市場2025年4月10日時点)。

トランプ政権が打ち出す政策は流動的であり、マーケットは当面、乱高下することが予想される。「先行き不透明な今こそ、改めてローリスクバランスファンドに注目すべき」と話すのは、日興アセットマネジメントの資産運用サポート部長、先山哲也氏だ。

 
資産運用サポート部長
先山 哲也 氏
 

「ショック」後の回復も早い「ファイン・ブレンド戦略」とは

「投資を始めたばかりの資産形成層や、老後資金を安全に運用したい資産活用層にとって、プラスリターンの獲得が重要なことはもちろん、それ以上に大きな価格変動や極端な下落を避けたいというニーズは大きいはず。そこで検討したいのがバランスファンドだ」(先山氏)。

さらにローリスク型のバランスファンドの場合、特に値動きの安定した債券の比率が高くなっているため、基準価額の変動が抑えられる傾向がある。市場全体が下落する中でも元本の目減りが抑えられやすく、今のようなリスクオフ局面でまさに真価を発揮することが期待され、「何より、保有していても精神的なストレスが少なくて済む。日々の値動きを気にする必要もなく、長期保有に適している。新NISAの成長投資枠などを活用して、一喜一憂せずに資産形成することができる」と先山氏は説明する。

そんなローリスクバランスファンドに位置するのが、日興アセットマネジメントが2013年3月に資産成長型/毎月分配型の2つのコースを設定した「ファイン・ブレンド」だ。同ファンドは、各資産の基準価額への影響度が均等になるような資産配分とする「ファイン・ブレンド戦略」を採用することで2つの効果を狙う。

1つはリスク・リターン効率の改善。「ファイン・ブレンド戦略により価格変動の大きな資産の組み入れは少なくなるため、その影響を受けにくくなり、安定的な投資成果が期待できる」(先山氏)。2013年3月25日の設定日から2025年3月末までの期間では、同ファンド(資産成長型)のリスクは年率4.9%、リターンは年率3.5%、シャープレシオは0.70で、ローリスクバランスファンド群の中でも良好なパフォーマンスをあげている。

もう1つは最大ドローダウンの抑制効果である。ファイン・ブレンド戦略では投資環境に応じて資産配分を定期的に見直す。例えば、リスクオフなどで日本国債以外の4資産の価格変動が高まる局面では、日本国債の配分を高めることで他の資産の価格下落による基準価額の値下がりを抑える。

実際に同ファンドの最大ドローダウンはコロナショック時の-9.3%で、他のローリスクバランスファンドと比較しても相対的に小さく、元の水準に回復するまでの期間も相対的に短かった。

 

長期の運用実績が真価を実証「ありそうでない」ファンドの魅力

「『ファイン・ブレンド』は2014年開始の旧NISAを想定して開発した」と話すのは、商品開発を手掛けたプロダクト&ソリューション本部副本部長の有賀潤一郎氏だ。ファイン・ブレンド戦略と称するリスク・パリティ戦略を取り入れるためにバックテストを繰り返す一方で、同戦略を顧客に分かりやすく説明できる状態に仕上げるまでに1年以上の期間を要したという。

 
プロダクト&ソリューション本部
副本部長 兼 ETF 事業本部長
有賀 潤一郎 氏
 

「NISAを始めるときに、資産のコアとして投資していただくには、ローリスク商品であることが必要不可欠だと考えた。加えて、旧NISAには存在した5年の非課税期間の満了時に、投資家の皆さまが極力損失を被らないことを目指して、ローリスクバランスファンドとした」と有賀氏は打ち明ける。

商品の“ありそうでなかった妙”としては、投資対象が挙げられる。海外債券、グローバル株式、グローバルREIT以外に、超長期の日本国債や金を組み合わせたことは当時としては珍しく、商品組成の観点でもチャレンジだったという。また、リスクを取り過ぎないよう外貨の比率を抑えた設計とするために、超長期の日本国債を独立した投資対象とした。設定から12年が経過し、「株式・REITのボラティリティの高さや、各資産の逆相関の値動きが明らかになり、ファイン・ブレンド戦略の意図するところがパフォーマンスにも表れて、時間が経てば経つほど、説明しやすいファンドになっていった」と有賀氏は評価する。

コロナショック以降のリスクオンのマーケットでは、こうしたローリスク商品はあまり注目されてこなかった。しかし、第二次トランプ政権下の市場の乱高下により、資産運用に不安を持つ投資家も増えている中で、ローリスクバランスファンドのラインアップを充実させる必要性は高まってきている。

「『ファイン・ブレンド』の安定した値動きは、投資家の皆さまが市場に居続ける=投資を継続するためにも重要な要素となる。攻め過ぎず、守り過ぎず、着実な資産形成を支えるような頼れる“相棒”として活用いただきたい」と先山氏は話す。

また有賀氏は、「『ファイン・ブレンド』には、当初設定した毎月分配型、資産成長型以外にも奇数月分配型があり、選択の幅も広がっている。超長期の日本国債や金などを組み入れたプロならではの運用力を、幅広い顧客層にぜひご提案いただきたい」と訴えて締めくくった。

 

 

設定・運用・当資料の作成は
日興アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第368号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

2025年9月1日、日興アセットはアモーヴァ・アセットへ。

 

〇当資料は、日興アセットマネジメントが販売会社向けの情報提供を目的として作成した資料であり、一般投資家への投資勧誘を目的としたものではありません。
〇投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。
〇投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なります。

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