今注目の書籍の一部を公開して読みどころを紹介するシリーズ。今回は、投資信託の運用現場や投資の考え方について詳しく紹介したインベスコ・アセット・マネジメントの『世界屈指の資産運用会社インベスコが明かす世界株式「王道」投資術』の一部を特別に公開します(全3回/本記事は第1回)。同書を解説する無料セミナー情報も!

※本記事はインベスコ・アセット・マネジメント著『世界屈指の資産運用会社インベスコが明かす世界株式「王道」投資術』(KKベストセラーズ)から一部を抜粋・再編集したものです。

資産運用会社は何をしている会社?

資産運用会社とは、個人投資家や機関投資家からお預かりした資金を株式・債券・不動産など、様々な資産で運用することを本業としています。個人のお客様には、銀行や証券会社で販売されている投資信託の中身を運用している会社として認識していただいていると思います。

グローバルに展開する資産運用会社、「インベスコ」について

インベスコは、創立の地である米国アトランタに本拠地を置く独立系の資産運用会社です。一般的に、米国の金融機関の本拠地はニューヨークやボストンなどの東海岸や、ロサンゼルスなど西海岸の大都市で多く見られます。一方、アトランタは人の温かさを感じる土地で、気持ちや時間にゆとりをもつことのできる環境にあり、いわゆる大都市のスピード感あふれる環境とは一線を画しています。そこが、様々な意見・考え方を尊重する「思考の多様性」を持つというカルチャーに影響を与えていると考えています。

インベスコは複数の企業との統合を重ね、様々な会社の良い面を吸収しながら拡大してきたという歴史をもちます。そのルーツは1935年の英国にまで遡ります。そして現在は、約222兆円(2023年6月末現在、同日の為替レートにて円換算)の資産をお預かりし、世界20ヵ国以上において、グローバル市場で培った独自の運用力を結集した様々な投資商品・サービスを提供しています。世界の各拠点で働く従業員数は8000名を超え、うち運用プロフェッショナル800名とともにお客様の投資目標達成のために日々尽力しています。

日本にも拠点を構えており、2023年には日本に事務所を開設してから40周年を迎えました。実はインベスコの日本拠点は、外資系資産運用会社が日本に拠点を構えることが可能となった時点で事務所を開いた初期6社のうちの1社です。

※インベスコは、インベスコ・リミテッド並びにインベスコ・リミテッド子会社および関連会社からなる企業グループで、グローバルな運用力を提供している独立系資産運用会社です。