※この記事は「Ma-Do」(Vol.65、2022年2月末発行)に掲載された記事を再編集したものです。
コロナ禍も1つの契機になって、近年はネットチャネルの台頭が著しい。投信の販売額だけで見れば、すでに対面チャネルを超えるまでになったとも言われる一方、その多くが低コストのインデックスファンドであることから、収益性の低さが大きな課題になりつつあるようだ。
とはいえ、ネットチャネルの存在感がさらに増しているのは事実であり、それに対して対面チャネルはどう差別化していくべきなのか。最大の強みが、対面によるアドバイスにあるのは言うまでもなく、その付加価値をいかに高めていくのかが最大のテーマとなるはずだ。
評価体系の改革も要因となり提案スタイルの変化が進む
そうした中、注目が高まっているのが「ゴールベースアプローチ」だ。顧客へのヒアリングを基にゴールを設定し、その達成に向けたプランニングを行い、ラップや投資信託などを用いてそれを実行する。さらにゴールまでの進捗や現状を定期的に報告しながら、顧客に伴走し続ける手法のことだ。
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