2021年6月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」の概要
みずほ銀行の6月販売金額ランキング1位は、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」だった。同ファンドは、国内および新興国を含む世界の金融商品取引所に上場している株式に投資を行うアクティブファンドである。銘柄選定にあたっては、個別企業の成長力や競争優位性、ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みなどの評価に基づき、質の高いと考えられる企業の中から、理論価格より市場価格が割安と判断される銘柄を厳選して投資する。同ファンドの6月末の純資産残高は1兆1,304億円。国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の中で、一番純資産残高が多いファンドである。5月の騰落率は-3.42%と振るわなかったが、6月は5月末から620億円純資産残高を増やした。ESG投資への関心は個人投資家の間でも高まっており、7月も引き続きランキング上位に入る可能性は高いだろう。
全体を見て: みずほ銀行の6月ランキング上位にはアクティブファンドが多い
みずほ銀行の販売金額ランキング上位には、アクティブファンドが多い。4位の「キャピタル世界株式ファンド」は、成長を重視する銘柄選びをするアクティブファンド。同ファンドの5月末時点における組入銘柄上位は、以下の通り。
そして、5月末時点における騰落率は、以下の通り。
このように高いリターンを出しているので、7月以降もランキング上位に入る可能性は高いだろう。