2021年6月、野村証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「野村インデックスファンド・日経225」の概要

野村証券の6月買付金額1位は、「野村インデックスファンド・日経225」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)と連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。5月も野村証券のランキング1位であったことから、同ファンドの人気は高いことがわかる。そして、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が急落する場面で買われる傾向にある。日経平均株価に連動するインデックスファンドで最大の純資産残高を誇るアセットマネジメントOneの「日経225ノーロードオープン」は、6月21~25日週に約55億円の資金流入となり、投資信託全体でも8位となった。これは21日に日経平均株価が953円と急落したことを受け、リバウンド狙いの買いが入ったからだ。「野村インデックスファンド・日経225」も同じ週に買いが増えた可能性が高い。今後も日経平均株価が急落する局面では、同ファンドにも買いが入るだろう。

全体を見て:「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」が人気

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」が2つランクインしている(2位Dコース、5位Cコース)。同ファンドは、米国の成長可能性が高い銘柄に投資するアクティブファンド。6月30日に純資産残高が2兆円を突破した。同ファンドにはA~Dまで4つのコースがあるが、ランキング上位になった「Cコース」「Dコース」は、予想分配金提示型である。予想分配金提示型は基準価額の水準によって分配金が決まり、6月は1万口あたりCコース200円、Dコース300円の払い戻しだった。「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」は1兆円突破からわずか11カ月で2兆円を突破しており、6月になって増加ペースが加速している。7月も、野村証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。