2021年5月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」の概要

みずほ銀行の5月販売金額1位は、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」だった。5月末の純資産総額は1兆684億円。4月から279億円減少したものの、投資信託全体の1位をキープしている。同ファンドは、世界の上場株式(上場予定を含む)に投資をするアクティブファンドである。銘柄選定においては個別企業の競争優位性や成長力だけでなく、ESGへの取り組みを評価して行う。4月末時点における組入銘柄上位は、以下の通り。

1.マスターカード(米国) 8.4% 2.アマゾン・ドット・コム(米国) 8.0% 3.ウーバー・テクノロジーズ(米国) 7.0% 4.HDFC銀行(インド) 5.9% 5.サービスナウ(米国) 5.7%

ESG投資の関心の高まりから、同ファンドの人気はしばらく続くだろう。6月もみずほ銀行の販売ランキング1位になるかどうかに注目だ。

全体を見て:みずほ銀行では外国株式ファンドの人気が高い

みずほ銀行の5月販売ランキング上位には、外国株式ファンドが多い。上位10ファンド中、7つが外国株式ファンドとなっている。4位の「ティー・ロウ・プライス米国成長株式ファンド」は、米国株式の中で、成長性が高いと判断される企業に投資するアクティブファンドである。4月末時点の騰落率は、以下の通り。

1カ月 7.73% 3カ月 12.50% 6カ月 25.68% 1年  52.71%

このように高いパフォーマンスをだしているので、4月と同じ4位にランクインしたと考えられる。ただ、組入銘柄上位は、以下のようにIT・ハイテク企業が中心である。

1.アマゾン・ドット・コム 8.8% 2.マイクロソフト 8.4% 3.アルファベット 7.8% 4.フェイスブック 5.0% 5.アップル 5.0%

5月は、インフレ懸念による長期金利上昇からIT・ハイテク株は上値の重い展開になり、同ファンドの5月の騰落率は-2.0%と冴えなかった。6月以降もランキング上に入るかどうかに注目だ。