2021年4月、福岡銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」の概要

福岡銀行の4月販売件数1位は、「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」だった。高い技術力やブランド力があり、グローバルで活躍が期待できる企業に投資するアクティブファンドである。4月30日時点の組入銘柄上位は、以下の通り。

1.ソフトバンクグループ 10.1% 2.日本電産 9.7% 3.ソニーグループ 9.5% 4.リクルートホールディングス 8.4% 5.キーエンス 8.2%

4月の日本株は新型コロナウイルスの感染拡大により、上値の重い展開だった。そして、同ファンドの騰落率も-2.46%と冴えなかった。しかし、基準価額が下がったところで買おうという顧客が多かったと考えられ、同ファンドが3月に続いてランキング1位となっている。5月も日本株は軟調な展開が続いているが、福岡銀行での人気は継続する可能性が高いだろう。

全体を見て:上位10ファンド中、半分が外国株式ファンド

福岡銀行の4月のランキングでは、外国株式ファンドの人気が高い。上位10ファンド中、半分が外国株式ファンドになっているのだ。そして、インデックスファンドよりもアクティブファンドの方が多いのも特徴的である。ただ、これは福岡銀行に限ったことではなく、投資信託全体で見ても外国株のアクティブファンドの人気が高いのだ。4月の外国株式への資金流入は約7,210億円と、高水準の資金流入が続いている。4月ランキング2位の「ひふみワールド+」は、3月の3位から一つ順位を上げた。「ひふみワールド+」は、日本を除く世界の成長企業に投資するアクティブファンドだ。4月の運用成績は4.55%としっかりだった。そして、1年間でみても58.24%と高いリターンになっている。好調なパフォーマンスを背景に、5月も上位にランクインする可能性は高いだろう。    

ここに注目:REIT型ファンドが4位にランクイン

4位に「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」がランクインしている。同ファンドは、国内に上場している不動産投資信託(J-REIT)に投資し、安定したインカムゲインと投資信託財産の成長を目指す。昨年の国内REIT市場は、株式市場に比べて出遅れ感が強かったものの、今年になってから堅調だ。同ファンドの4月騰落率も3.12%好調だった。それ以外の期間のリターンも以下のようにようになっている。

3カ月 14.83% 6カ月 29.75% 1年  36.49%

安定したインカムゲインが期待できるREITファンドは、今後も需要が高いと考えられる。5月もランキング上位に入る可能性は高いだろう。