2021年4月、関西みらい銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」の概要

関西みらい銀行の4月販売金額1位は、「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」だった。国内のREITに投資し、「東証REIT指数」に連動する投資成果を目指すファンドである。4月の国内REITは2020年2月以来、1年2カ月ぶりに資金流出超となったが、同ファンドには約103億円の資金が流入し、REITファンド全体のトップであった。関西みらい銀行の結果は、それを裏付ける内容といえるだろう。同ファンドの4月末時点の騰落率は、以下のようになっている。
 

1カ月 2.6% 3カ月 12.6% 6カ月 28.1% 1年  35.4%

今年になってから株式に比べて出遅れ感が強いREITに資金が入り、パフォーマンスは好調だ。J-REIT市場は6カ月連続で上昇しているが、金利上昇懸念が後退しているので、しばらく堅調な展開が続くだろう。来月も同ファンドが上位に入る可能性は高いと考えられる。