2021年4月、横浜銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「投資のソムリエ」の概要

横浜銀行の4月販売件数1位は、「投資のソムリエ」だった。同ファンドは、国内・先進国・新興国の株式と債券、そして国内・先進国のREITに投資するバランスファンドである。2020年3月のコロナショック時に多くのファンドがマイナスになる中、月次リターンが0.13%となったことから投資家の注目を集め、2020年6月からバランスファンドの資金流入額で首位をキープしている。そして、4月2日に純資産総額が5,000億円を突破。「負けない運用」が人気を集め、資金流入ペースが加速しているのだ。ただ、4月末時点のパフォーマンスは、以下のようになっている。

1カ月 -0.15% 3か月 -0.55% 6カ月 1.05% 1年  2.71%

同ファンドは「大きく負けない運用」が特徴であるものの、外国株式ファンドなどに比べるとパフォーマンスが劣る。5月以降もランキング上位に入るかどうか注目だ。

全体を見て:4月もインデックスファンドの販売が好調

横浜銀行の4月販売件数上位には、インデックスファンドが3つランクインしている。

4位の「インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)」は、「NASDAQ100指数(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンド。NASDAQ100指数とは、米国のナスダック市場に上場している企業の中で、金融を除いた時価総額上位100社の株式で構成される株価指数である。

NASDAQ100指数はハイテク株が中心なので、2月から3月にかけて下落した。新型コロナワクチン普及による景気回復期待で長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識されやすいハイテク株が売られたからだ。しかし、その後は反発し、4月には過去最高値を更新している。そして、4月末時点の同ファンドのパフォーマンスも以下のように好調だ。

1カ月 6.55% 3カ月 10.33% 6カ月 28.16% 設定来(2020年8月28日) 18.61%

5月もNASDAQ100指数は過去最高値圏で推移していることから、引き続きランキング上位に入る可能性は高いだろう。

ここに注目:テクノロジーの活用や発展で恩恵を受ける企業に投資するファンドが3位にランクイン

「GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズBコース(為替ヘッジなし)」が3位にランクインした。同ファンドは、日本を含む世界の株式を対象とし、テクノロジーの活用や発展で恩恵を受け、将来のリーダーになると期待される企業に投資するアクティブファンドである。4月末時点の組入銘柄上位は、以下の通り。

1.メディアテック(台湾) 3.5% 2.マーベル・テクノロジー(米国) 2.8% 3.メルカドリブレ(アルゼンチン) 2.8% 4.ハブスポット(米国) 2.7% 5.フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシズ(米国) 2.5%

同ファンドの4月の月間騰落率は7.84%と好調だった。過去1年間の騰落率も84.11%と高い実績を残していることから、5月もランキング上位に入るかどうかに注目だ。