2021年4月、三菱UFJ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS 日経225インデックス」の概要
三菱UFJ銀行の4月販売金額1位は、「eMAXIS 日経225インデックス」だった。同ファンドは、日経平均株価(配当込み)と連動する投資成果を目指して運用を行う。このファンドを購入すれば、ファーストリテイリングやソフトバンクグループ、ソニーなど国内の優良企業をまとめて購入するのと同じ効果がある。ただ、4月の日経平均株価は上値が重く、同ファンドの騰落率も-1.3%となった。とくに4月19~23日週は国内の新型コロナウイルスの感染拡大を嫌気し、日経平均株価は前週末比2.23%下落している。しかし、三菱UFJ銀行では下げを好機と見て購入した顧客が多かったと考えられる。
5月も半ばにかけて下落傾向が続いているが、同ファンドの買いが継続しているかどうかに注目だ。