2021年4月、マネックス証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「楽天日本株4.3倍ブル」の概要
マネックス証券の4月売れ筋ランキング1位は、3月と同じ楽天日本株4.3倍ブルであった。同ファンドは先物取引を積極的に利用することにより、わが国の株式市場(日経平均株価)の値動きに対し、おおむね4.3倍程度となることを目指して運用するファンドである。
日経平均株価が上昇を続けた場合は大きな利益を狙えるが、下落したときや上昇・下落を繰り返す「もみあい相場」になった場合は基準価額が下がるので、長期の資産形成には向いていない。つまり、短期の値上がり益を目指すファンドである。
マネックス証券では1位と3位にブル型ファンドがランクインしているので、積極的な値上がり益を目指す投資家が多いと考えられる。来月もランキング1位になるかどうかに注目だ。