2021年3月、横浜銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「投資のソムリエ」の概要
横浜銀行の3月販売件数1位は、投資のソムリエだった。同ファンドはアセットマネジメントOneが運用するバランスファンド。国内・先進国・新興国の株式と債券、そして国内と先進国のREITに投資する。過去のパフォーマンスは以下の通り(2021年3月末時点)。
国内株式型や外国株式型などと比べると、過去のパフォーマンスはあまり良くない。しかし、「投資のソムリエ」は複数の資産に分散投資し、「大きく負けない」運用を目指すファンドだ。
とくに評価が高まったのが、2020年3月のコロナショックの時だ。多くのファンドがマイナスになったが、同ファンドは0.13%とプラスのリターンとなり、投資家の関心が集まった。その後に資金流入が増え、2021年3月の資金流入は484億円と過去最大になった。3月末時点の過去1年間の資金流入額は2,983億円に達し、4月2日には純資産総額が5,000億円を突破している。同ファンドの人気は高く、横浜銀行でも2月・3月と連続して販売件数トップとなっている。引き続き4月も販売件数1位になる可能性は高いだろう。