2021年3月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド」の概要

みずほ銀行の3月販売金額第1位のファンドはグローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(ESG))だった。同ファンドは、個別企業の競争優位性・成長力・ESGへの取り組みなどの評価に基づいて選定した企業の中から、理論価格より市場価格が割安と判断される銘柄に投資するファンドだ。

3月の月間成績は-1.47%だったものの、2月末から純資産総額が323億円増え、1兆円台となった。これは国内公募の追加型投資信託(ETFを除く)の純資産総額でトップとなっている。

同ファンドの設定は2020年7月。当初設定額が3,830億円となったことから話題になったが、1年たたない間に純資産総額が1兆円を突破した。

ESGに対する投資家の関心は高まっており、同ファンドの人気は今後も続くだろう。