最近、パパ活でお金を稼ぐ女性が増えています。パパ活のやり方もさまざまで、いわゆる大人の関係を伴うものからそうでないものもあります。「ギャラ飲み」に特化したアプリも流行っており、大金を稼ぐ女性も増えているようです。
ただしパパ活やギャラ飲みで稼いだお金には税金がかかるので、きちんと納税しなければなりません。
今回はギャラ飲みで荒稼ぎしたけれども納税しなかったためにペナルティーを受けた詩織さん(仮名、24歳)の事例をもとに、パパ活やギャラ飲みのリスクについて解説します。
まずはどのようなエピソードなのか、見てみましょう。
詩織さんのケース
詩織さんは、もともとキャバクラで働いていました。キャバ嬢時代にはお金に困ることは全くありませんでした。ところがコロナ禍になり、勤務先のキャバクラが休業してしまいます。
するとたちまちお金に困ってしまい、稼ぎ先を探していたら、ネットで「ギャラ飲みアプリ」というものがあるのに気が付きました。
ギャラ飲みアプリとは
ギャラ飲みアプリとは、女性が登録して男性の飲みの席に参加すると、女性に約束された報酬が支払われるアプリです。
男性は、アプリを通じて飲みの席に女性を呼び寄せて、その場を楽しむことができます。一方、女性の方はアプリを通じてギャラ飲みに参加することによってお金を稼げます。
詩織さんが調べてみると、元キャバ嬢などの方がギャラ飲みに流れて荒稼ぎしているケースも多いということでした。仕事がなくなっていた詩織さんにとっては、まさに渡りに船です。「これしかない」と思い、アプリに登録してギャラ飲み活動を始めました。