・「CoCo壱」廃棄カツを横流し…消費者軽視の悪質事件、巨額賠償命令

日本では毎年1000万トンを超える食品が処分されています。近年は減少傾向にありましたが、2019年度では再び大きく増加してしまいました。農林水産省は、処分される食品の多くが「食品ロス」にあたるとみています。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を指す言葉です。

【年間の食品廃棄物(推計値)】

農林水産省「食品ロスの現状(フロー図)」より著者作成

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そんな食品ロス問題の解決に役立つとして、最近は「フードドライブ」という活動が注目されるようになりました。

まだ食べられる食品を届ける活動

フードドライブとは、家庭で余っている食品などを持ち寄り、福祉施設や子ども食堂といった食品を必要としている団体に寄付する活動のことをいいます。女性専門のフィットネスを運営し、自身もフードドライブを行うカーブスジャパンが、1月15日を「フードドライブの日」に定めました。

フードドライブと似たものに「フードバンク」という言葉がありますが、こちらは食品メーカーなどの事業者から食品を集める活動を指すことが多いようです。フードバンクはフードドライブより大きな規模で行われることが多く、フードバンクへの寄付を目的としたフードドライブが行われることもあります。

どちらの活動も、生活に困っている人たちを救うことに違いはありません。また食品ロスを減らす効果にも期待できることから、国は「食品ロス削減及びフードバンク支援緊急対策事業」などの施策でこれらの活動を支援しています。

支援を受けたい人は、フードバンクを行っている団体にアクセスしてみてください。農林水産省によると2022年10月時点で全国215のNPO法人や公益法人が活動しているため、きっと近くの支援団体が見つかるでしょう。活動を実施する団体は、農林水産省のホームページで公表されています。

【フードバンク事業者の例】
・認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(東京都)
・公益社団法人フードバンクかながわ(神奈川県)
・特定非営利活動法人フードバンク愛知(愛知県) 

出所:農林水産省 各フードバンク活動団体の活動概要