5月の資金流入額トップ(国内株式型)は「ひふみプラス」(56.37億円)

国内株式型ファンドの5月資金流入額トップは「ひふみプラス」だった。同ファンドは「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資をするアクティブファンドである。5月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.ソニーグループ 2.48%
2.東京海上ホールディングス 2.12%
3.オリエンタルランド 2.04%
4.味の素 1.86%
5.川崎汽船 1.85%

5月は0.56%のプラスリターンだったが、1年間の騰落率では9.66%のマイナスとなっている。6月以降も高水準の資金流入が続くかどうかに注目だ。

■ひふみプラス
基準価額 45,053円
信託報酬 1.0780%(年率・税込)
純資産残高 4,519.39億円

<騰落率>
1カ月   0.56%
3カ月   0.79%
6カ月 -10.64%
1年  -9.66%

※5月末時点

5月のリターントップ(国内株式型)は「野村通貨選択日本株投信(ロシアルーブル)年2回決算型」(19.05%)

国内株式型ファンドの5月リターン1位は「野村通貨選択日本株投信(ロシアルーブル)年2回決算型」だった。5月の日経平均株価の騰落率は+1.6%だったが、円安・ロシアルーブル高が進んだので、19.0%と高いリターンになった。5月の国内株式型リターンランキング上位にはロシアルーブル建てのファンドが多い。6月に入っても円安・ロシアルーブル高が進んでいるので、同ファンドが引き続きランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■野村通貨選択日本株投信(ロシアルーブル)年2回決算型 
基準価額 20,209円
信託報酬 1.139%(年率・税込)
純資産残高 0.5億円

<騰落率>
1カ月 19.0%
3カ月 46.2%
6カ月 26.2%
1年    26.8%

※5月末時点