投資信託全体の騰落率1位は「iFreeレバレッジ FANG+」(21.15%)

10月のリターンランキング1位は、「iFreeレバレッジ FANG+」の21.15%だった。同ファンドは、日々の基準価額の値動きが「NYSE FANG+指数(米ドルベース)」の値動きの2倍程度を目指すレバレッジ型ファンドである。「FANG」はフェイスブック(メタ・プラットフォームズ)、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグルの頭文字をつないだものである。そして、同ファンドの10月末時点における騰落率は、以下の通り。
1カ月 21.1%
3カ月 12.5%
6カ月 20.1%
1年 72.2%
10月はハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が15,498.39ポイントで取引を終了し、過去最高値を更新した。そして、「FANG」銘柄も堅調な値動きだったことから、同ファンドのパフォーマンスも良かった。ただ、1年間でも72.2%と高いリターンになっているが、レバレッジ型なのでハイリスク・ハイリターンのファンドだ。あくまでも分散投資の一部として購入するようにし、投資金額を抑えるべきである。
