2021年10月第5週、大和証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

 

 第1位「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」の概要

大和証券の10月第5週の買付金額ランキング1位は、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」だった。同ファンドは、マイクロソフトやアルファベット、アマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。同ファンドの人気は高く、9月末時点における純資産残高は1兆2,757億円。追加型株式投資信託(ETF除く)の中でトップの残高となっている。米国成長株は、長期金利上昇によって9月は下落したものの、10月に入って上昇。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は29日に15,498.39ポイントで取引を終了し、過去最高値を更新している。10月末時点における1年間リターンは45.16%と高く、今後も大和証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

全体を見て:米国株価指数を対象にしたレバレッジ型ファンドが人気

3位に「iFreeレバレッジNASDAQ100」、8位に「iFreeレバレッジS&P500」がランクインしている。米国株価指数を対象にしたファンドでは、通常、インデックスファンドが人気であるが、大和証券ではレバレッジ型ファンドが人気という点が印象的である。3位のファンドの対象である「NASDAQ100」とは、米国のナスダック市場に上場している時価総額トップ100銘柄で構成される株価指数である(ただし金融株を除く)。NASDAQ100は10月29日に15,850.47ポイントで取引を終了し、過去最高値を更新している。また、8位の「iFreeレバレッジS&P500」が対象とするS&P500種株価指数は、機関投資家の多くが運用指標としている株価指数である。S&P500種株価指数も10月は好調で、10月29日に4,605.38ポイントで取引を終了し、過去最高値を更新した。レバレッジ型ファンドは株式が上昇しているときに、より積極的な利益を狙えるファンドである。ただ、下がったときは損失も大きくなるのでリスク管理が大切だ。すべての資産をレバレッジ型ファンドにするのではなく、分散投資の一部として利用するようにしたい。