2021年8月第4週、大和証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

 

第1位「グローバルAIファンド(予想分配金提示型)」の概要 

大和証券の8月買付金額ランキング1位は、「グローバルAIファンド(予想分配金提示型)」だった。同ファンドは、世界の上場株式の中からAI(人工知能)の進化、応用により高い成長が期待できる銘柄に投資するアクティブファンドである。7月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.ロク 4.8%
2.テスラ 4.7%
3.スナップ 3.5%
4.スクエア 3.3%
5.ゼネラル・エレクトリック 3.2%

 そして、7月末時点における騰落率は、以下の通りである。

1カ月 -1.8%
3カ月    3.3%
6カ月  6.0%
1年間   56.4%

 直近のパフォーマンスは冴えないものの、より高度な意思決定を支援するため、AIをアプリケーションやシステムに組み込む動きは今後も活発化していく可能性が高い。そして、AIは日常的に使われるシステムに組み込まれていくので、より大きな市場へと拡大していくことが期待されている。今後も、同ファンドへの注目度は高いだろう。

 

全体を見て:ランキング上位には外国株式型ファンドが多い

大和証券のランキング上位には、外国株式ファンドが多い。2位の「脱炭素テクノロジー株式ファンド」は、2021年7月12日に新規設定されたファンドで、世界の株式の中から、脱炭素社会の実現に向けたソリューションを提供する企業に投資するアクティブファンドである。7月26日時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.マイクロソフト(情報技術・アメリカ) 4.2%
2.サーモフィッシャー・サイエンティフィック(ヘルスケア・アメリカ) 3.8%
3.エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ(素材・アメリカ) 2.7%
4.ASMLホールディングス(情報技術・オランダ) 2.7%
5.コーニンクレッカDSM(素材・アメリカ) 2.6%

また、同ファンドは信託報酬などの一部を使い、国内で植樹活動をおこなっている。植樹活動によって、社会貢献の実感が得やすい仕組みとなっているのだ。ESGに対する投資家の関心は高まっているが、直接的に社会貢献の実感が得られる同ファンドの人気が継続する可能性は高いだろう。