投資信託全体の騰落率1位は「楽天日本株3.8倍ベア」(19.50%)

 

7月の投資信託全体の騰落率1位は。「楽天日本株3.8倍ベア」の19.50%だった。同ファンドは株価指数先物を積極的に活用することで、日々の基準価格の値動きが株式市場(日経平均株価)の値動きの概ね3.8倍程度反対となることを目指して運用を行うベア型ファンドである。7月の日経平均株価は5.24%下落した。国内における新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないからだ。ただ、「楽天日本株3.8倍ベア」は、株式市場が下落すればするほど、利益がでる。8月になっても新型コロナウイルスの感染拡大が続き、国内の景気回復が遅れるとの見方から、日経平均株価は年初来安値を更新した。同ファンドには、追い風になる環境である。ただ、7月末時点における騰落率は、以下のように半年以上の期間で見ると優れない。

1カ月  19.50%
3カ月  13.16%
6カ月 -15.57%
1年    -70.55%

 コロナショック後に上昇相場が続いていたこともあるが、ベア型ファンドは信託報酬などの運用コストも高く、長期保有には向いていない。あくまでも短期的なリバウンドを狙うためのファンドだといえるだろう。